週刊少年マガジン35号感想

今週は、いつもと掲載順が逆転している感じでした。

あひるの空
千秋の不調は、百春が埋める。この二人が、兄弟だということを改めて意識させる回でした。

最近影が薄かった百春の存在感が、久々に出ていて良かったです。


スクールランブル
今週は、キャラクターの表情が豊かで楽しかったです。

顔が数式だらけ!というか数式のみ!!本当に、彼女がこのマンガのヒロインなのでしょうか。これも、マンガ業界初なのでは。

沢近がこんな表情をするのは、珍しいですね。


Over Drive
自転車の世界の奥深さを知ったミコト。「悲しくはない 悔しくはない」「一人一人抜いてゆけばいい!!」というセリフが印象的。

もはや、ヒロインの存在価値がものすごく薄くなってきているのが、すごく悲しいですけど。


■ケンコー全裸系水泳部 ウミショー
今週から、「全裸系」のタイトルに偽りのない展開になるのでしょうか?要が脱がないのは、タイトルに偽りありのような気もしますが。


■RAVE
最終回。
真島先生は、六年間一度も休載をしなかったんですねえ。お疲れ様でした。

でも、冒頭の学園生活の描写はいらなかった気がします。ジュリアみたいに、フツーに働いている描写で充分ではなかったでしょうか。その方が、ハルとの再会の感激が、シンプルに伝わってきたのでは、と思いました。


魔法先生ネギま!
エヴァの活躍、ナギが暗黒面に堕ちたらしいこと、千雨が魔法の存在に疑いを持ったこと、魔法バレしていないクラスメートの久々の登場など、見どころはいっぱいありましたが、これですべて吹っ飛びました。

ザジ活躍の予感!!

いよいよ、エピソードがないクラスメートが、春日美空だけになってしまいました。美空が活躍する日は、果たしていつなのでしょうか?


クニミツの政
阿修羅は誰か?でしばらく引っ張っていたような気がしますが、今週であっけなく正体が明かされましたね。確かに、旬は過ぎていたので、正しい判断のような気もしますが。

あらー、徳川みずほが、こんな顔になっちゃったよ。
このマンガは、「顔が崩れたキャラはザコ化の法則」が働いているので、彼女ももう活躍することはないのでしょうね。


■GetBackrs-奪還屋-
久々に、「雷帝」銀次の活躍が見られそうだな。


トッキュー!!
行軍の途中で、ジョギング中の女の人からおこづかいをもらってしまった盤の話が、本当にありそうでおかしかった。


■ツバサ
ファイは、自分が変わっているのが、ホントにわからなかったんですねえ。人のことはよく見えるのに、自分のことがよくわかっていない人って、現実でもいっぱいいますからねえ。


■トト!

まさか、カカシの女装がアリスが立ち直るきっかけとなるとは思いもしませんでした。


東京大空襲〜リンゴの唄
戦後60年企画。「リンゴの唄」を題材に持ってくるとは、なかなか渋いセレクトですね。

空襲の恐怖が一番良く表れているなと思ったのは、このコマでした。自分で気が付かないまま焼け死んでしまった人って、結構たくさんいるんでしょうね。


■SAMURAI DEEPER KYO
てっきり辰伶が覚醒して、このピンチを脱するのかと思ったら、狂のバトルになってしまいそうで、びっくりしました。


■Full Spec
オモろい系のライバルキャラが登場しました。これで、ライバルともボケ・ツッコミ合戦が始まりそうで、次のバトルが楽しみになってきました。


ゴッドハンド輝
関くんの発熱の原因は、うれしさで眠れなくて屋上に来ていたから。

テルが心臓手術に掛ける意気込みをさらに強くするエピソードとしては、すごくいいと思うんです。でも、そんな関くんに一言も注意をしないテルは、医者としてどうよ、とツッコミを入れたくなってしまいました。


■女子大生 家庭教師 濱中アイ
ダッチワイフ4つって、ちょっと多すぎなのでは。全く動じないアヤナは、さすがだと思いました。


魁!!クロマティ高校

おお、久々のメカ沢くん。帽子がプリティーですな。

■涼風

よりによって、涼風が大和をこっぴどくひっぱたいたエピソードのあとに、人気投票の告知をしなくてもいいのではないかと思いました。涼風の票が伸び悩みそうで、ちょっと心配です。


神to戦国生徒会
どう考えたって、このエピソード限りの「隆介」というキャラが、今回のタイトルにまでなっていて、びっくりしました。

ストーリーでも匂わせていましたが、主人公から強さを差し引いたら、こういうネタキャラにしかならないんですよね。主人公を魅力的に描くためには、ひたすら戦わせていなければならないのか。大変だなあ。


■ROZE HIP ZERO
なんとなく、マガジンの「HUNTER×HUNTER」的存在になりそうな予感がします。


さよなら絶望先生
オチが一番皮肉が利いていた気がします。


■8月17日発売予定 講談社コミックス