サクラ大戦V〜さらば愛しき人よ〜
- 出版社/メーカー: セガ
- 発売日: 2005/07/07
- メディア: Video Game
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サクラ大戦シリーズの待望の新作、サクラ大戦Vをプレイ中です。2話までクリアしました。
ちまたでは、キャラが微妙とかいろいろ言われているみたいですが、実際プレイしてみると、なんのなんの。とっても面白いですよ。迷っている方は、プレイしてみた方がいいと思いますよ。
サクラ大戦シリーズは、いわゆるギャルゲーにジャンルわけされるのですが、他のギャルゲーと違うのは、攻略対象以外の女の子の機嫌もとらなければならないところですね。そうしないと、ストーリーの最後に控えている戦闘が、とってもつらいことになってしまいます。また、会話もただ選択肢を選ぶだけではなく、時間制限があったり、アクション要素があったりと、非常ゲーム性の高いものとなっております。サクラ大戦Vは、アクション要素がものすごくパワーアップしております。
ただ、今までのシリーズに比べて、戦闘が難しいです。1話から新次郎機が撤退寸前まで追い込まれたのにはあせりました。戦闘に自信がない方は、真面目に信頼度を上げに行った方がいいでしょう。
とりあえず、2話までに登場した各ヒロインの傾向は、
というのが、高感度があがる確率が高いのではないでしょうか。
ストーリーは、メインヒロインのジェミニが1話から戦闘に出なかったり、2話ではサジータと逆転裁判をやったりと、ちょっと変化球が多いですが、シリーズの根底に流れる「王道、直球」は健在です。やっぱり、ちょっとホロリとさせるいい話でございます。
そしてなによりも、ちゃんと新主人公、新次郎の成長物語となっているのが素晴らしい。異国の地に送られて、苦労しながらも仲間の信頼を勝ち取りにいく新次郎を、思わず応援したくなってしまいます。サクラ大戦3が名作といわれているのも、根底が大神一郎の成長ストーリーだったからなわけですからね。Vもちゃんとプレイヤーキャラに成長を感じさせ、感情移入させるつくりになっているのが、さすがと感心しましたよ。
さすがに、サクラ大戦3程の大作って感じはしないのですが、相変わらず痒いところに手が届くつくりになっているのは素晴らしいです。プレイしてて、ロードやシステム面でのストレスはほとんど感じないですもの。シリーズ初の、文字自動送りがついたのが、個人的にはポイントが高いです。ミニゲームがないみたいなのは、すごく残念なんですけどね。
それにしても、ジェミニはいつ戦闘に参加するんだろう?