ジャンプヒーローズ
6月30日に発売された、週刊少年ジャンプ・Vジャンプの別冊「ジャンプヒーローズ」。ジャンプアニメとジャンプゲームの記事がほとんどだと思っていましたが、意外にもマンガが多くて、ちょっと驚きました。
■ジャンプスーパースターズ 不思議の国のセナ!?
「アイシールド21」の村田雄介先生が、8月発売のニンテンドーDS用ゲーム「ジャンプスーパースターズ」のコミカライズを担当。他のジャンプキャラクターを村田先生がどう描くかに注目が集まるわけですが。
これが、村田版ボーボボ。なんだか、「魁!男塾」の江田島平八みたいですな。「わしがボボボーボ・ボーボボである!」とか言いそうです。首領パッチとところ天の助もちょっとだけ登場しています。
こちらは、村田版孫悟空。に、似てる。
そして、こちらはルフィとナルト。ボーボボ以外は、随分丸っこいキャラを集めましたな。
一般人代表、東城綾。戦うのではなく、見守るのが彼女のお仕事みたいです。
どうやら敵にも狙われているらしいし。
これらのジャンプヒーローズが、立ち向かう相手は、なんと、Dr.マシリトとキャラメルマン11号。うわー、懐かしい。Dr.スランプ以来の登場ですね。キャラメルマンって、Dr.スランプでは何号まで登場したっけ?確か4号がオボッチャマンって名前で、アラレちゃんの恋人なんだよね。
われらがセナの特技は、俊足。東城綾に励まされ、捕らわれたまもり姉さんを助けるために、セナは走ります。
まさか、「ジャンプスーパースターズ」のラスボスはDr.マシリトではあるまいな?もしも、戸川万吉とか、はだしのゲンだったら神のゲームですが。
■ボボボーボ・ボーボボ
11ページの特別篇。「首領パッチVS天の助」という副題が付いています。
この表情に吹いた。最近のボーボボは、こういう間を生かした絵が、あんまりないからねえ。新鮮でした。
■家庭教師ヒットマンREBORN! 特別編
低学年向けの雑誌らしく、リボーンのちびキャラたちが活躍する話です。リボーンって、ちびキャラから萌えキャラまでいるから、結構対象年齢が広いんですね。
あ、ここにもキャラメルマンが。
■WORLD
家族でなく、幼なじみの死が戦う原動力となる主人公。低学年向けの読切としてはちょっと重い設定だよなあ。
■オレはマジュウ王!
小栗かずまた先生だー。「テンテンくん」だー。といっても、テンテンくんがどんなマンガだか覚えていない私。「幕張」でネタにされていたことは、なんとなく覚えているんですけど。
そうそう、こんな感じのなんとも味のある間を持つ絵を描く方でした。
■遊☆戯☆王R
あら、高橋和希先生が絵を描いているんじゃないのね。目次を見るまで気が付きませんでした。それにしてもよく似ているなあ。きっと、遊戯王もドラえもんと同様に、永久に続くに違いない。
思わず、ここでカードよりもお金の心配をした方がいいんじゃない?とつっこんでしまった私は、デュエリストの資格はないらしい。
■陰陽大戦記
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の100倍面白いアニメ、「陰陽大戦記」のコミック版。Vジャンプから出張ですね。初めて読みました。コミック版もなかなか面白かったですよ。
コミック版の主人公は、闘神士ヤクモ。アニメでは、伝説の闘神士として一目置かれているクールなキャラですが、コミック版ではまだまだ成長途中のようです。
ヤクモの住んでいる神社の巫女さん、イヅナ。さすが陰陽大戦記。キャラ配置に抜け目がありません。ヤクモと二人で住んでいるのかな?
アニメでもおなじみ、信頼の式神、白虎のコゲンタ。コミック版では、ヤクモと契約中。
おお、こんなネタ式神もちゃんと登場するんですなあ。
■サモンナイトエクステーゼ
8月発売のPS2用ゲーム「サモンナイトエクステーゼ」のコミカライズを、「地獄先生ぬ〜べ〜」「未確認少年ゲドー」でおなじみの、岡野剛先生が担当。意外と、こういうファンタジー系世界もはまりますなあ。Vジャンプで、連載すればいいのに。
岡野先生が描く女性キャラが、無駄にエロいのは相変わらずでした。うれしいです。
この作品の主人公は、男女で体を共有するという設定を持っています。だから、こういうコミカルな場面がお約束なのですが、
こういうのって、「ふたなり」って言うんでしたっけ?