週刊少年ジャンプ33号感想
水曜日になっちゃった。今回のジャンプは土曜発売だったのに。
■みえるひと
新連載。「女の子と異形の能力を持つ男性」というフォーマットでは、すでにネウロがカルトな人気になっていますから、生き残るのは難しいのではないでしょうか。
あ、そうか。ジャンプお得意のバトルものにすればいいのか。
■ONE PIECE
結局ロビンは「バスターコール」なる兵器の威力がトラウマになっていて、素直にルフィ立ちの元に戻る気にはならないようです。サンジやそげキングたちの言葉も耳には届かないくらいに。
となると気になってくるのは、「バスターコール」なる兵器が、どれくらい恐ろしいものであるかということ。きっとものすごいものを見せてくるに違いありません。
■NARUTO
チヨバアの敗色は濃厚です。サソリは祖母を手に掛けて何を思うのか。そして、サソリを見てサクラは何を思うのかが、来週の見せ場ですね。
■アイシールド21
武蔵の復活、武蔵とヒル魔と栗田の友情など、ドラマがいっぱい出てきたこの試合も、いよいよ終盤戦。最後に隠されたドラマは、セナと陸のライバル対決。非常に熱い展開ですが、
こういうギャグが隠されているのがこの作品の油断ならないところですねえ。
■BLEACH
これってホントかなあ?と一瞬疑ってしまった。こういうのは、ジャンプ掲載作品ではウソが多いでしょ。キン肉マンとかブラックエンジェルズとか。
■銀魂
「右曲がりのダンディー」というマンガを思い出しました。あれも確かに大物だったな。
■ムヒョとロージーの魔法律探偵事務所
リオ先生の世の中への絶望っぷりがすごい。
そりゃあ、禁忌も犯しますわな。
■タカヤ-閃武学園激闘伝-
すっかりバトルものになってしまいましたな。
■ボボボーボ・ボーボボ
今回はやたらテンションが高いな。誰も軍艦のことを覚えていないのは笑った。
■テニスの王子様
やっぱり人気投票の壁は厚かったか。忍足先輩の株を上げただけでしたね。
■DEATH NOTE
これは何のマンガですかー?
それにしても、本当にライトの父なのかというくらい、夜神次長は熱い男ですな。もし、粧裕が死んでしまったら、暗黒面に落ちますね。絶対に。
■家庭教師ヒットマン REBORN!
またもや水着キター。
■カイン
ティエンは、兄カインへのコンプレックスから付け乳をするようなゆがんだ性格になってしまったのですかね。
■魔人探偵脳噛ネウロ
Xは恐ろしい。変身のとき、コマまで歪んでいるのは恐れ入りました。弥子ちゃんの目玉に癒されますね。
■切法師
この主人公がちっとも魅力的じゃないのは、一人で戦っているからですね。そろそろ仲間が欲しいころなのではないかと。カインみたいに唐突に増えられても困るけど。
■いちご100%
まさか、今回で西野との別れを描ききるとは思いませんでした。
西野と別れる決心をした真中。しかし、それは他の女の子に心魅かれたからではなく、自分の成長のため。自分の夢に真剣に向き合うため。
最近読んだ、佐藤富雄の「愛されてお金持ちになる魔法の言葉」によれば、男は自分の能力が評価されたときに幸せを感じるそうですから、夢に向かって着実に進んでいる東城や西野を見ていると、なんとなく満ち足りないものを感じていたのでしょうね。自分のことしか考えていないといわれてしまえばそれまでですが、私は、真中の気持ちには共感してしまうのです。ヘタレだからか。
そして、それをわかってあげられる西野は、本当に魅力的なヒロインとして、ジャンプ読者の心に残るのではないでしょうか。
そして、その西野に精一杯応えてあげる真中。
この調子で、他のヒロインとの別れを描ききることができれば、ものすごい名作になりますね。
■ピューと吹く!ジャガー
みるくちゃんキター。
■8月4日発売 ジャンプコミックス