鋼の錬金術師 11巻
- 作者: 荒川弘
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2005/07/22
- メディア: コミック
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エドとアルの旅立ちのときの決意に疑問を投げかける父、ホーエンハイム。他人ならば、素直に感心するしかない家を燃やすという行為。ホーエンハイムが疑問を投げかけることによって、本当に血のつながった親子ということを読者に実感させ、なおかつ、父の偉大さまで表現している絶妙なエピソード。思わずうなりました。
そして、物語の発端への疑問。まさかこんなところにヒントが隠されているとは、夢にも思いませんでしたよ。一本とられたという感じ。
そして、原作版のテーマも見えてまいりました。
アニメ版は、錬成世界は不完全なものなので「等価交換の原則」も不完全なものである。だから、世界も人間も面白いんだ。という独自の解釈を見せてくれましたが、これは、原作の世界観を否定したということにつながります。よく原作者はアニメの製作スタッフに文句言わなかったな、と個人的には思っていました。
対する原作版では、錬成世界の真理はどこまでも正しいものであるという前提に則って、最後までストーリーが展開していくのですね。考えてみれば、原作者が血をにじむ思いをして作り上げた世界を、完全否定するわけはないのですけどね。
とにかく、アニメ版とは違った結論が出そうで、ものすごく楽しみです。果たして、原作者が考える「等価交換の原則」とは?それが明らかにされたとき、私たちは溜飲を下げることになるでしょう。
やっぱり面白すぎます、このマンガ。
週刊少年ジャンプ33号感想
水曜日になっちゃった。今回のジャンプは土曜発売だったのに。
■みえるひと
新連載。「女の子と異形の能力を持つ男性」というフォーマットでは、すでにネウロがカルトな人気になっていますから、生き残るのは難しいのではないでしょうか。
あ、そうか。ジャンプお得意のバトルものにすればいいのか。
■ONE PIECE
結局ロビンは「バスターコール」なる兵器の威力がトラウマになっていて、素直にルフィ立ちの元に戻る気にはならないようです。サンジやそげキングたちの言葉も耳には届かないくらいに。
となると気になってくるのは、「バスターコール」なる兵器が、どれくらい恐ろしいものであるかということ。きっとものすごいものを見せてくるに違いありません。
■NARUTO
チヨバアの敗色は濃厚です。サソリは祖母を手に掛けて何を思うのか。そして、サソリを見てサクラは何を思うのかが、来週の見せ場ですね。
週刊少年サンデー33号感想
遅くなりました。
■絶対可憐チルドレン
椎名高志先生の新連載。ウルトラマンネクサスのコミカライズが終わったので、こっちに全力投球でしょうか。ウルトラマンネクサスは単行本化されないのかな?
皆本くんも普通の子供ではなかったというのが、読みきりのときとの設定変更ですね。皆本くんと少女達の信頼関係を築くところから始めるのは、すごくいいと思います。なるか?長期連載。
それにしても、この人の描くヒロインは、どうしてこんなに凶悪な顔をするんだろうか?
「天使になるか悪魔になるか」で引っ張るみたいですが、読切のときにオチが見えちゃったからなあ。読切を読んだ人には、イマイチ新鮮さが足りないか。
■金色のガッシュ!!
信じられない、認めたくないというのが、よく伝わってくる描写。スゴイ。
■あいこら
一番面白かったのは、アオリ文の「一歩進んで100歩下がる男。」というやつでした。
週刊少年マガジン33号感想
■あひるの空
これ、すごくよくわかる気持ちですな。私なんか、体育の時間毎回思っていましたよ。ケーキのことは考えなかったけど。
■RAVE
熱い展開になってまいりました。
この漫画のキャラって、口がでかいから表情が豊かに思えるんだと、今回はじめて気が付きました。
■Over Drive
何発情してるの?
ああ、ヤオイ漫画に持っていく気なんですね。
週刊少年ジャンプ32号感想
昨日は寝落ちしました。
■テニスの王子様
人気投票の応募総数93211票というのはすごいですね。マガジンの「ツバサ」の人気投票より、はるかに多いのではないでしょうか。これが、腐女子パワーというものか。
柱に激突した、桃ちゃん先輩。人気投票25位だから、扱いが不遇なのでしょうか。
そして、柱に激突して覚醒した25位の桃ちゃん先輩が、5位の忍足を倒すのか?ますます人気なくなりそうだな。
■NARUTO
サクラのナルトを想う気持ち、仲間を想う気持ちがものすごく伝わってきましたが、
サクラの体がエロいと想ってしまった私は最低なのか?
■BLEACH
ええっ!何コレ?
■アイシールド21
武蔵のキックでかすぎでしょ。
■ボボボーボ・ボーボボ
やっぱり、ビュティのダンスはシゲキ的だったのね。
■銀魂
このマンガの本質を表している場面だと想いました。
■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
まさかのリオの裏切り。
雨がムヒョ、ロージー、ビコのそれぞれのショック度合いを浮き彫りにしています。こういうのに弱い私。
■タカヤ-閃武学園激闘伝-
うーん。微妙。
なんかタカヤがもう一人前になったみたいで、ちょっと読んでて違和感を覚えるなあ。今回のエピソードが、タカヤと渚の絆を深めるように機能するんでしょうけど、タカヤの成長がもっと描写された後なら良かったのに。
■DEATH NOTE
またライトの思惑が外れた。最近ののライトはいいところがないねえ。それが、第2部に入ってパワーダウンしているといわれる原因か?
■家庭教師ヒットマン REBORN!
ビジュアル的に一番インパクトのあるランボが、一番扱いがひどいのに笑った。
■切法師
繭の心がせきを切って溢れる非常にグッと来るストーリーのはずなのに、イマイチピンとこないのは、描写が足りないからかなあ。もっと、兄が死んだときの回想を深く描写すればいいのに。
■D.Gray-man
まさか、スーマンを救えないとは思いませんでした。なんだかアレンくんが魔道に堕ちそうな予感がします。
■魔人探偵脳噛ネウロ
今週は、Xの恐怖を読者に描写するための前フリ回。次回、どんな恐怖が待ち受けているかが非常に楽しみです。
■カイン
付け乳までしたティエンは、弟だったのかい!なんか、20回で終わりそうな雰囲気です。
■こちら葛飾区亀有公園前派出所
大原部長が、まだ家の中でボーリングをしているとは思いませんでした。
■Mr.FULLSWING
このマンガ、一応頭使って野球をしていたのね。
■HUNTER×HUNTER
このマンガも頭を使ったバトルが、3箇所同時展開でした。
■いちご100%
こずえ、美鈴、ちなみ、そして、さつきと、最近放っておかれたヒロイン達が描写され始めたので、いよいよラストシーンが近いですね。
うわ、ものすごい展開になった。このまま西野と別れてしまうのか?
でも、もし西野と別れて東城と付き合うことになったら、前回の東城の前に進んでいく決心を無にしてしまうことになるわけだから、決して幸せにはなれないような気がするんですが。でも、最近の真中は気持ちがぶれていないから、西野と別れても誰とも付き合わないかな?
私は、今回の話を読んで、最後に真中の前に現れた女の子は、シルエットで読者の想像にゆだねる、というラストシーンになると思いました。
■ユート
ジャンプマンガでは久々の、いかにも打ち切りらしい最終回でした。まさか、今後の展開をダイジェストで描かれるとは思いませんでした。そして、コミックスでの50ページ以上の描きおろし。相当先の展開まで決まっていたのでしょうなあ。
やっぱり、このマンガはユートの活躍が遅すぎましたね。ユートの成長やスケート界の事情などを描きたかったのかもしれませんが、胸がワクワクするようなエピソードが少なかったのが、敗因だと思います。描きたいものに、エンターテインメント性を上手く絡めないと、ジャンプでは生き残れないということか。厳しいですね。
■ピューと吹く!ジャガー
確かに雨が降っていると、なんでもマイナスに考えちゃうよなあ。
■7月4日発売 ジャンプコミックス最新刊
- ONE PIECE 38巻
- テニスの王子様 29巻
- HUNTER×HUNTER 22巻
- アイシールド21 14巻
- 武装錬金 8巻
- DEATH NOTE 7巻
- 家庭教師ヒットマンREBORN! 5巻
- D.Gray-man 5巻
- Waqwaq 4巻
- ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 2巻
- 魔人探偵脳噛ネウロ 1巻
- ユート 1巻
■8月4日発売 ジャンプコミックス